代表挨拶
代表取締役社長 清水 剛
不動産業界を、リアルとDXとの融合で変革する
株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、創業時より一貫して、労働集約型の不動産業界に危機感を覚え、業界を進化させるべく邁進してまいりました。
主力の賃貸管理、仲介、不動産投資といった多様なリアルな不動産業を展開しつつ、AIやRPAといった様々なテクノロジーの実装にも取り組んでおります。
2021年6月期は『不動産DX企業としての成長基盤を構築する1年』をテーマに掲げ、新型コロナ問題が社会構造を大きく変えた今、その契機を逃さず、今後、業界変革に挑戦してまいります。
中期方針としては、リアルの不動産事業ではストックビジネスであるプロパティマネジメント(賃貸管理)事業の安定成長を主軸として収益基盤を確保しながら、多様な不動産領域でノウハウやビッグデータを蓄積していきたいと考えております。
それらを競合優位性としつつ、AI、RPA、VR(仮想現実)、ブロックチェーンといった最先端テクノロジーを融合させ、アナログな不動産業界のDXをリードしていく所存です。
こうした取組みが、労働集約型業界の変革、業界地位の向上、そして顧客体験の進化へとつながっていくものと確信し、「業界のリーディングカンパニー」となるべく、たゆまぬ努力を重ねてまいります。